あぁ、痒い。体中にポツポツができてるぅ!
蚊に喰われた跡でもない。
痒くて夜も眠れない!
嫁、息子、私。娘以外全員同じ症状が出現。
参照:https://muimuikoke.exblog.jp/
原因を色々と考える。
汗疹か、裏庭に設置したビニールプールか、使っている石鹸か、布団のダニか、云々。
原因究明すべく、まずは皮膚科へ。
「庭仕事とかされましたか?」と医師に聞かれ、確かに庭仕事してたので「ハイ」と回答。痒くて夜も眠れないと訴え、塗り薬と飲み薬を頂いた。
お陰様で、掻かずに眠れたよ。
◾️過去の記憶
嫁が言う。「毛虫が原因じゃないのか!」と。
ムクムクと過去の記憶が甦る。
あぁ、そんなことあったなと。
過去にも原因不明の痒みに襲われた事があった。
その時は、体に現れたポツポツの症状をネットで画像検索。
すると、同じような症状の写真がズラズラ。
原因がわかった。
その原因の正体は、耳慣れない
チャドクガだった。
そして今回、自分の症状とネット画像を照らし合わせすると
ビンゴ
こりゃ、チャドクガだわ。
そして前回同様、玄関側にある椿をチェック。
その葉に細かいチャドクガの幼虫が綺麗に列をなしていた。
こいつらの 毛 が原因だったのだ。
◾️固めて殺せ‼︎
恐る恐る椿の葉をチェックしてみると
いるわいるわチャドクガの幼虫が。仲良く並んでいらっしゃる。
前回にもお世話になった必殺のスプレー
チャドクガ毒針毛固着剤の登場である。
先回、普通の店には売ってないからネットで購入したもの。
これ、「殺す」が目的でなく、「固める」が目的。
固めて身動きが取れないようにし、衰弱死させるというもの。
ム、ムゴイ。
普通の殺虫剤でも殺すことは容易なのだが、恐るべきは
このチャドクガの持つ毒針毛。
軽やかに風に舞う。
いやいや、風に舞わしてはダメなのです。
ほら、あなたの顔に、服に、舞って舞って干してある洗濯物に、、、
となったら、地獄です。
毒針毛まみれの服は着たくない。
椿を凄まじい眼力で見つめ、チャドクガを探す。
あちらこちらに、椿の葉にきれいに列をなして並んでいる。
そちらへめがけ、
プシューッとやる。
毒針毛固着剤を浴びたチャドクガはその身体をよじらせ
そして、動けなくなる。
その時には見つけられなかったチャドクガの幼虫がいるかもしれない為
あくる日も、あくる日も椿チェック。
やっぱ、いるのよね。あらたなグループが。
このチャドクガ、ご丁寧なことに各成長段階全て毒針毛に覆われている。
卵の殻、亡骸でさえも注意が必要だ。
◾️皮膚科へGO‼︎
同症状がでたら、まず皮膚科に行こう。
そして椿チェック!
やっぱいた。
という場合は、迷わずチャドクガ毒針毛固着剤を入手せよ。
もしも私に毒針毛を操る特殊能力があったなら、嫌な奴めがけ、己の毒針毛を風に乗せ、そいつの皮膚や服に付着させ、一人薄ら笑みをこぼすことだろう。
チャドクガの困るところは、普通の毛虫のように、その場で「痛っ!」とならないところ。服に付着して、何かの拍子で皮膚に突き刺さり、痒いなと思ってボリボリやると、その範囲が拡大してくる。
そう、時間差があるため正体がつかめにくい。
原因探しも遠回りで無駄な行動をしてしまうことも多々ある為、症状を画像などで調べるのも時短に繋がるだろう。
◾️今回の学び
さて、今回学んだこと。
過去、同様な経験をしていても、つい人は忘れてしまうということ。
時間の経過とは良い意味でも悪い意味でも、経験したことを忘れてしまうもの。まさに今回のチャドクガ騒動、前回の経験をすっかり忘れてしまっていた。覚えていれば、考える間も無く、チャドクガ毒針毛固着剤を手に握った状態で椿チェックしていたことだろう。
チャドクガのことは忘れてしまうかもしれないが、現れた症状をネットで画像検索することは決して忘れないと思う。