私は幼少の頃より祖母が軽く霊を見る人だったためか、霊の存在は当たり前に信じていた。
ちなみに私自身全く霊感はない。
昔から心霊番組は大好きで、霊能者宜保愛子さんの番組は必ず見ていた。時代は飛んで江原啓之さん。色々マスコミから叩かれたりもするけれど、私にとって江原さんの話はスッと納得できるものだった。霊といえば怖いものというイメージがあったが、魂の乗り物である体が無いだけなのだとわかった。信じる信じないは自由。どうせ人間は信じたいものを信じる。
ちょっと前に読んだ江原さんの本、「守護霊」でオドロキの箇所があった。
それは
未浄化霊にも守護霊がいるということ！
うそぉーん！マジで！とびっくり。
浮遊霊、地縛霊にもいるんだって、守護霊が！
◼️守護霊はただひたすら見守る
守護霊がやることといえば、必殺の「見守り」だけ。
そう、助けないんです！見守るだけなのよ！
守護霊さんは危機一髪の時には守ってくれるとか思っていたあなた、がっかりですね。
もし守護霊が現生に生きる人間に手出しできてしまったら、あなたは自由な選択ができなくなってしまう上に守護霊に依存し、あなた自身の成長さえ妨げてしまうことになる。
そんな守護霊でも、自分の頑張りとかには応じてくれるようで、人を介しての援助や機会を与えたりするとか。しかし、基本見守るだけなので、当てにしないこと。自分のことは自分で責任持って生きていこう。当然といえば当然。ハナからそんなもの無いと思えば、自分で行動に移すより他ない。何かを待っていても仕方がないのだ。その上で、人からの応援、援助があった時は自然と感謝するだろう。
天は自ら助くる者を助く。
◼️期待することについて
守護霊に対する期待に限らず、人への期待も同様である。
期待が外れると恨みや怒りになる。期待は頭の中の妄想に過ぎない。現実はあなたの期待に関係なく、ただ現実としてあるのだ。そうは言っても、期待しちゃうのが人間。冷静に考えれば、期待した結果に感情が右往左往されるなんてバカバカしいけど、カチンとくる時はカチンときちゃうからね。
カチンとくる＝こうあるべき、こうあってほしいという考え(ある意味これも期待)に対し、現実がそうでなかった場合に感じる怒りの感情。そんな時は、自分がどんな考え、どんな期待を持っていたのかを再点検するチャンス。仮に、こうあるべき思考でガチガチに生きていたら世の中に対して裏切られっぱなしと感じて怒りばっかりになりそうだよね。
でも、それもある意味自作自演といえるかも。自分がそんな考えや期待を持っているから、そういう感情を抱くっていう。
面白いのが、相手のせいではなく、自分のそういった考えがあるから生じてくる感情ということ。
結論、何事も期待することなしに生きることを期待しよう！笑
そう、人間は矛盾する生き物。
◼️憑依について
憑依って、ずっと霊の方から相手(人間)を選んで取り憑くんだと思っていたら、どうも人間サイドから呼び寄せてるみたいよ。自分が呼び寄せて吸い込んじゃうらしい。霊からしたら、テメェから吸い込んどいて、何お祓いって？って話。何も好き好んで憑依してもらうわけじゃないけど、波長の法則、類は友を呼ぶで自ら引き寄せちゃうらしい。単に私が想像するに、憑依なんて本人気づいてないだけで頻繁にあるような気がする。ショート憑依(分単位)とかもあるだろう。ロング憑依になると、憑依されている状態が常の自分と思い込んでしまうこともありえる。ま、憑依があろうがなかろうが、それが自分です。結局は自分の波動が蒔いた種だから。出た波動 笑。
◼️霊に遊ばれた経験
20代前半の時に一度、実験的に仏壇の前で寝てみたことがある。ひょっとしたら何か起きるのか起きないのか。怖いっていうけど、何が怖いのかというのを知りたかった。よっしゃ、実験してやろうということで眠りについた。すると、何者かに左腕の肘から先を上げたり下げたりされるの。しかも執拗に。眠たいが先で何者によるものなのか確認しなかったが、ただただ本気で鬱陶しかった。霊も遊ぶのよ。きっとちょっかいかけたかったんだろう。
実験結果としては、「怖れは全く感じなかったが、ちょっかいかけられて鬱陶しかった」である。
そういえば子供の頃、祖母の家に泊まる時は当たり前のように仏壇の部屋だった。私が高1の時に家族で祖母宅に引越し同居。子供の時は平気で仏壇の前とかで寝ていたのに、大人の階段登ってくると何となくそこが怖い場所に思われて寝る場所ではなくなった。↑の霊に遊ばれ騒動は、きっとデカくなった私が久しぶりに仏壇の前で横になっていたので、おうおう、こんなに大きくなってという感じでちょっかいかけてきたのではないかと推察する。
◼️今回の記事のまとめ
①守護霊はただただ見守る存在。当てにせず自助努力をせよ。
②霊の憑依は自分から引き寄せている。
③霊も遊ぶ。
以上
