メシをおいしくいただいてからの皿洗い。
面倒くさいですね。
特にシンクの中がぐちゃぐちゃだとよりいっそうやる気が失せる。
放ってもおいても、自動的に片ずくわけでもない。
気分良く洗い物作業ができる方法はないものか日々改良を重ね、現在の洗い物スタイルが出来上がった。
同じく家事をこなす我が同志達に少しでも役立てれば幸いである。
▪️混沌としたシンク内に秩序を取り戻せ！
皿洗い。
面倒くさいと放っておけば、自然、そこに次の食後の食器が積まれる。
さらに次、またさらに次と積まれていけば汚い食器の山と化す。
皿にへばりつくカスが腐り、カビが生え、ゴキブリが徘徊し、ウジが湧く。
悪臭が漂い、汚染された部分は拡大していく。
ウジから成虫へ。成虫はまた卵を産み付ける。
ゴキブリはあのカプセルのような卵をそこかしこに産み付ける。
人の居住スペースは徐々に押し出され、ゴミ屋敷の完成である。
その家の周りを偶然うろついていた浮遊霊は、淀んだオーラを放つこのゴミ屋敷に吸い寄せられ窓から中を覗いた。
そして、いつしかそこが浮遊霊の住処となった。
浮遊霊がそこを選んだのではない。
吸い寄せられたのだ。
怪奇現象が頻発し、住人は引きこもりがちになった…
と、まぁ、かなり脱線したが、洗い物を怠る→ゴミ屋敷→浮遊霊を呼び寄せる→引きこもりという図式が出来上がった（筆者の勝手な妄想 笑）。
誰しもこうなることは望まないだろう。
そうならないためにも、洗い物が面倒くさいと思った時にやってほしいことは
整理整頓である。
しかも洗う前に。
混沌としたシンク内に秩序を取り戻すのである。
▪️なぜ洗う前に整理整頓なの？
人間は、見た目が簡単そうだと行動に移しやすくなるもの。
誰でも出来る限り複雑なものに手を出したいとは思わないよね。
だって面倒くさいじゃん、そういうことって。
▪️整理整頓方法
キッチンブラシで皿の汚れを落とし、大きさ形状に合わせ重ねていく。
どでかい系のフライパン、鍋などは場外（シンクの外）へ置く。
量にもよるが、コップ系が多い場合も場外へ置く。
箸系（フォーク、フライ返し、おたま、包丁など）をまとめておく。
ここで必殺の味付けのりの容器の登場だ！
これが絶妙な大きさでサクサク箸系をぶち込める！
するとほら！秩序が現れたよ！
見た目がシンプル！これで行動に入りやすくなる。
▪️整理されていれば迷いなく行動に移しやすい
ごちゃごちゃのシンク内を想像してほしい。
整理されていない場合は、どこから手をつけて良いのやらと手当たり次第に手を出しがちだ。
しかも皿達も一癖も二癖ある奴らだ。油っぽいやつ。ガチガチに残りカスがひっついているやつもいる。
瞬間瞬間に思考して判断が必要になる。脳内は、これはこうして、あれはあぁして…と大忙しだ。
しかも油っぽい系は、スポンジでそのまま洗ってしまっては他の食器に油が移ってしまう。
ヌメリのある食器は最悪だ。二度と三度と洗い直すはめになる。
一方、整理されているシンク内はどうか？
すでに油もんはキッチンペーパーでさっと拭き取り、湯を流しキッチンブラシでこすってあるためほとんど油は残っていない。
ガチガチの残りカスは後回し。ちょい水を入れてふやかしておく。他を洗い終えた最後にやればいい。
すでに平系（皿）、おわん系、コップ系、箸系、どでかい系（場外）と分けられているので、迷いがない。
洗う順番はどうでもいい。ただ、シンク内のものは一度に全部洗ってしまい、まとめて泡を流して水切りへ。
平系から水切りに置いていけば、秩序を保って置きやすい。
そして放置の自然乾燥待ち。
食器を拭くのも面倒くさいから、ここは自然の力を遠慮なくお借りするのだ。
整理されていない場合と整理されている場合を比べるとどちらがいいかは一目瞭然。
断然、整理されている方だ。
瞬間瞬間に思考する必要がない。目の前のものをただ片付けていくだけ。
これをしておくと、面倒くさくならない。
１つのルーティンとして黙々とこなしていくだけだ。
▪️まとめ
ごちゃごちゃになったシンク内は洗う前に整理する。
そうすれば、洗い物も面倒くさくならない。
平系、箸系、おわん系、コップ系、どでかい系と分ける。
箸系はのりの容器にぶち込む。
整理されていれば、あとは淡々とこなしていくだけ。
ただ一つ、忘れてはいけないもの。
スマホだ。
キッチンの壁にいい感じの目線の高さに来るように、我が家では百均で買った吸盤の小物置きを設置してある。
これがあれば、動画を見ながら、または音楽を聴きながら洗い物作業ができる。
目はスマホに釘付けだが、手は勝手に動いてくれる。
これで、全く洗い物が苦にならない。
これでやる気もでるというもの！！！
洗い物が苦になって仕方がなかった人に今回の記事がお役に立てれば幸いである。
