
お久でございます。
■備えあれば憂いなし
「備えあれば憂いなし」っていうけど、私の経験上、憂き目にあってからでないと気付かないということが多々ある。
先に備えられないのだ。
そんな私のような方の為に言う。
気付けただけラッキーちゃん!
■そうだ JAF呼ぼう
先日、家族で三週間ばかり海外へ行ってその帰り、空港に車を止めていたのだが、キーを回しても異音が鳴るだけでエンジンかからず。
思うよね。
「ゲッ…」
って思うよね。
フライトで疲れまくってるところにコレかよって。
全く車に関して知識がないくせに、ボンネットを開け、チラ見して速攻閉める。
「やっぱわかんねぇ」
右往左往した末に決断。
そうだJAF呼ぼう!
ものの20分程度で来てくれたよ。
結果、バッテリー上がり。
室内灯などつけていなかったので、原因として何が考えられるかと問うと
①過去にもバッテリー上がったこともり、バッテリー自体もギリギリの寿命っぽい。
②何と携帯充電用のUSBが原因である可能性があるとのこと。シガーソケットにUSBが差してあるだけで放電してるっぽい。過去にも似た症例があったらしい。
ま、そんなこんなで、エンジンかかり無事に帰宅することができた。
JAF会員の為0円。ここまで来てもらってだよ。
■JAF会員への道
先回、JAFにお世話になった時、何と車に子供を閉じ込めてインロック。
ちょうど車検で代車借りてて、いつもと車が違うからかやらかしちまったのよ。
当時子供は3歳だったと思う。
夏。
家の駐車場。日陰ではあったものの車中は相当な暑さ。
身振り手振りでロックを上げるよう子供に伝えるのだが、子供はパニくるばかり。
焦った末、車の保険会社へ連絡。担当の者からは、サービスセンターへ連絡しろと言われ、そちらへ連絡。
すると、今から鍵屋を探すから待っていてくれとのこと。
「え?探すってどういうこと?そういった専門業者と繋がりあるんじゃないの!?」
と思いながらも待っているうちに10分、20分と経過していく。
さらには、鍵屋が見つかったと連絡があるも、今からだと50分くらいかかり、料金も出張費やらなんやらで一万は超える料金がかかるとのこと。
まず、時間的にそれでは子供がヤバい&そんな探し方なら自分でできると伝え電話を切った。
とんだ無駄な時間を費やしてしまった。
その後、速攻JAFへ連絡。
ものの10分で来てくれた。
ハナからここに連絡しとけばよかった。
サクッと鍵を開けてくれ、子供を無事救出。
当然、
その場でJAF会員になった。
その方といい、今回の方といい、いったいJAFはどういった社員教育をしているのか。紳士的な態度といい、テキパキ作業といい、JAFの方は本当に
スーパーマンだ。
凄く頼りになる。
先日行ったラーメン屋とは大違いだ(ラーメンはうまいが店長の態度が最悪で、結果、マイナス印象しかないみたいな、今生で二度と行かないラーメン屋。本人以外は口をそろえて言うだろう。あんた客商売向いてないって。本人が気づかないのが不思議なくらい)。
と、まぁ、話は長くなったけど、そんな失敗がないと、こうして備えることもなかったという話。
6年間で「夏、子供インロック事件」+「空港バッテリー上がり事件」の2件しかJAFさんにはお世話になってないけど、マジ、気持ち的には
余裕で釣り銭でるわ。
■体験から学ぶ
人間、痛い目に遭わないと自らを顧みないことが多々ある。
痛い目に遭わないと気付かないのだ。
運が悪かっただけと済ましていいこともあれば、済ませられないものもあるだろう。
そんな時、腹の底から、
「これはこうするべきだ」と、自ずと深く理解する。
正にそれが、体験から学ぶということではないだろうか。
人様から得た知識、読書から得た知識でもなく、生の体験から得た知識。備えあれば憂いなしとは言うけれど、本当のところは憂き目に遭って初めて備えの重要さに気付く。その生の体験により、やっと備えるための行動が具体的にわかるということだ。
人生、何が起こるかわからないもの。
例え何らかの憂き目に遭ったとしても、それは
今後そうならないように備えるためのチャンス。
■結論
備えあれば憂いなしは本当だが、その前に
憂き目に遭うという前提がある。
憂き目に遭った時は、備えのチャンス!